アメリカでは学歴は大切な項目?意外と学歴社会の事実

就職や転職活動をするにあたって、どの学校を卒業して、どういったことを学んできたのか、といういわゆる学歴はとても重要な項目として考えられています。

日本でも、以前は就職に際してとにかく学歴が最も大切だと考えられていましたが、最近では学歴によって差別をしないようにという考え方に変わってきていて、どの学校を卒業していたとしても平等に面接などをされるようになってきています。履歴書には大学名を書く必要がないというところもあるほどです。

しかし、アメリカでは、どの学校を出て、何学部にいたのか、そして学生時代の成績はどうだったのかということがとっても重要なこととして判断される材料になるのです。まさに実力主義社会といえます。

成績をどのように判定されるのかは、GPA(Grade Point Average)というスコアが用いられます。これは、全科目の成績を合算した平均点です。

最近では日本の学校でも導入しているところが増えてきていますので、どのような内容なのを簡単に調べることもできます。

特にアメリカでの就職や転職に際して優遇されるのが、ハーバード大学やコロンビア大学、さらにはプリンストン大学といった、いわゆる名門大学と言われるような学校を卒業した方です。

日本人であっても、アメリカので就職や転職を考えているために、一旦日本では大学を卒業したけれども、再びアメリカの名門大学に入学して勉強をし直す方も少なくありません。

日本の就活とアメリカの就活、どちらがシビア?

アメリカの就活では自身がどのようなスキルを持っていてそれを会社の利益に貢献させられるのかについて、明確にかつ堂々と説明できなければなりません。たったこれだけのことがアメリカの就活では重要視されていますが、日本人にとっては難しいと言えます。

仲間と歩調を合わせる姿勢を貫き通すことが美徳とされがちな日本人は、他の人よりも優れているであろう自身の能力について胸を張って説明することに慣れていないからです。もしも自身の能力を大々的にアピールしてしまうと、その事実を快く感じない人々から不平を言われてしまうのが日本に特有の事象です。そのため、アメリカ人にとっては造作も無いことが難しいと感じられるようになるというわけです。

他方、日本の就活もアメリカに負けず劣らず難しいと言っても大げさではありません。採用する側が人材に求めている能力の全てを公開しなくてもアメリカのように訴訟を起こされませんから、求人に応募する人物には物事を察する力が求められます。企業の組織構成などの総合的な情報から、求人の応募者には何が求められているのかについて察しなければならないからです。

能力主義とも言えるアメリカの就活の方が難しいと考えられがちですが、それは採用されるために努力を重ねる人によりけりです。相手が誰であろうと自身の強みをしっかりとアピールできれば欧米でも問題はありませんし、物事を察する能力が高ければ国内で多くの内定を勝ち取ることができます。